アニマルコミュニケーションのキモ
直感を信頼すること。そして正しいかではなく必要なメッセージだと知ること
アニマルコミュニケーションができないという友人たちを見ていると、「直感は100%正しいはず。間違いはない。」と思い込んでいるように見えます。
私は直感を信頼していますが、アニマルコミュニケーションを使ったワンコとの会話を100%は信じていません。ワンコとの会話が当たっているかどうかはではなく、今あるいは少し未来にクライアントさんに必要なメッセージだと思っています。
直感を信頼しつつも、アニマルコミュニケーションの内容を信じ切らない無責任さ、矛盾を良しと思っています。アニマルコミュニケーション、あるいは直感力アップのキモはそこかなと。
「アニマルコミュニケーションを使ったワンコとの会話は、私が妄想した物語ですよ」と言えるくらい軽い気持ちが良いと思います。でも、その物語がクライアントに必要なメッセージだと知っていることが大切です。
アニマルコミュニケーションには2種類の対話がある~おしゃべりと語り合い
アニマルコミュニケーションには日常会話を楽しむおしゃべりと、深いテーマについて語り合う2種類の対話があります。
おしゃべりは、例えば「今夜は何を食べたい?」「おもちゃで一緒に遊
?」「お部屋は暑い?」などです。
もう一つは語り合いです。
「何でママ・パパの所に来てくれたの?」「地球ではどんなお勤めがあるの?」「星に還って何をしているの?」などについて訊くと、コミュニケーターの想像力がついて行く範囲でワンちゃんは教えてくれます。
語り合いの場合、ワンコが先生で私は生徒、そんな気分になるくらいワンコたちにたくさんのことを教えてもらっています。
この2種類の対話がありますが、ワンコとどんな話をしたいかでトレーニング方法が違ってきます。
アニマルコミュニケーションを練習する3つの方法
アニマルコミュニケーションの練習方法を3つ考えてみました。
ワンコとおしゃべりを楽しむためのアニマルコミュニケーション
練習方法1.ボディーランゲージ
ワンちゃんの表情や仕草を観察しながら会話をする方法です。アニマルコミュニケーションになれていない方にオススメの練習方法です。
また、ワンちゃんを何頭も飼ってきた人や、表情・仕草でワンちゃんの気持ちが何となくわかるという人は自然と身につけているコミュニケーション方法だと思います。
ご自身のワンコに質問をしてイメージや言葉などを受け取ります。その後、ワンちゃんの表情や仕草を見ながら受け取ったイメージや言葉が正しいかを確認します。
1.ご自身の飼っているワンコに質問してみる。
「どのおやつが食べたい?」「どのおもちゃで遊びたい?「どこにお散歩に行きたい?」など。
- ワンちゃんからイメージや言葉を受け取る
- ワンちゃんにこのおやつが食べたいの?このおもちゃで遊びたいの?と訊く
- ワンちゃんの表情や仕草で確認する
目や尻尾の動きで応えてくれますのでワンちゃん全体を見ながら会話するのがポイントです。また応えが返ってくるのに時間がかかる場合があります。突然のコンタクトにワンちゃんがびっくりしているのかもしれません、気長に応えを待ちましょう。
何度もコミュニケーションしているとワンちゃんの反応の仕方がわかってくると思います。
練習方法2. 友人知人やワン仲間に協力してもらう
練習方法1はご自身のワンちゃんとのコミュニケーションでしたが、この練習方法は友人や近所のわんちゃん&飼い主さんに協力してもらうトレーニングです。あるいは犬仲間同士でやってもよいでしょう。
練習方法1と同様に、質問をしますが、飼い主さんに確認することで正解・不正解がわかるのでアニマルコミュニケーションができているかどうか確認ができますし、自信もついていきます。
但し、間違ったからといってガッカリしないように(^_−)−☆。今朝食べたご飯ではなく、食べたいご飯を言っていることもあります。人間同様に勘違いはつきものです。
1.「朝ごはんは何食べたの?」「今日はどんなところをお散歩したの?」など飼い主さんに聞けば答えがわかる質問をワンちゃんにします。
2.イメージや言葉をキャッチする
3.飼い主さんに確認する
語り合うためのアニマルコミュニケーション
この練習方法は直感を使うのが得意な方にオススメの方法です。
練習方法3 語り合い
- アニマルコミュニケーションしたいワンちゃんの写真や動画を用意する
- いくつかワンちゃんへの質問を用意しておくパソコン、またはキーボード付きのタブレットのメモアプリを起動する。(キーボード入力が苦手な方は手書きメモでOKです。)
- ワンちゃんの写真や動画を眺める
- ワンちゃんの写真を閉じてワンちゃんを頭の中でイメージする。
- ワンちゃんに挨拶をしてコンタクトを始める。例:誰々さんちの◯◯ちゃんですか?こんにちは。
- 返事が返ってきたと思ったら、ワンちゃんのイメージをやめて大丈夫です。一度、つながればOKです。
- 用意しておいた質問をする
- 返ってくるイメージや言葉をメモする。
- 受け取っているメッセージが正しいか確認する。あるいは疑問に思うことを問い返す。
- 会話をする中で話題が少しずつずれていくことも。それはむしろ自然な会話です。
- 会話が続くまで続ける。
- 会話がなくなったらお礼を告げて、バイバイする
私はパソコンに入力しながら会話をしています。その方が一つのこと(会話)に集中できるからです。メモ用紙に手書きで書くのもオススメです。
質問に対してイメージを見せてくれるかもしれませんし、キーワードがポンと思い浮かんでくるかもしれません。そのイメージやキーワードから連想する言葉やストーリーがワンちゃんからのメッセージです。
連想したものが正しいかワンちゃんに確認をしながら会話をしていきます。また応えに疑問を持つこと、どういう意味かわからないこともあります。その都度、丁寧に質問していきましょう。
亡くなった愛犬とのアニマルコミュニケーションは上級者向け
亡くなった愛犬の気持ちを聞きたくてアニマルコミュニケーションに興味を持たれる方が多くいらっしゃいます。でも亡くなった愛犬とのコミュニケーションはあなた自身の心を投影しやすいため難易度が高いです。
亡くなったワンちゃんとのコミュニケーションは、練習方法3のようにワンちゃんをイメージして会話をします。そのため「痛かったよね。辛かったよね。寂しかったよね。」とコミュニケーターが考えていると、ワンちゃんとの対話にならず自分の心との対話になってしまいます。
よいアニマルコミュニケーターさんを探して代わりにワンちゃんの話を聞いてもらうのがオススメです。よいアニマルコミュニケーターを探す際は自然体で謙虚な方を探してみてください。あるいは犬好きな人とおしゃべりするだけでも、素敵なメッセージをもらえるかもしれません。
あともう一つ、「ここにいるなら何か合図して」とワンちゃんに伝えておけば、しまっておいたお気に入りのオモチャが転がってきたりします。近くにいるんだな、見守っていてくれるんだなと分かれば心が少しほっこりすると思います。
ぽっかり空いた心の穴を埋めるのは時間がかかります。心が落ち着くまであなたの心にたくさん時間をあげてくださいね。
まとめ
ワンちゃんともっと仲良くなりたい!もっと心を通わせたい!お互いに学び合い、理解し合いたい!そういう方にアニマルコミュニケーションのトレーニングはオススメです。
練習方法を3つほどあげましたが、正しいアニマルコミュニケーションのやり方があるわけではありません。ワンちゃんとつながりやすいあなたの方法があるはずです。
表情や仕草などボディーランゲージで会話するのが得意な人。チャネリングやリーディングなど直感を使ったコミュニケーションが得意な人。ご自身のやりやすいコミュニケーション方法を探してみてください。
ワンちゃんが劇的に変化することもあるし、少しずつ変化することもあります。その変化をワンちゃんとたのしんでみてください。